
高配当株投資家にとって超うれしいニュースが入ってきました!
2022/4/1以降、SBI証券にて一部米国株ETFの買付手数料が無料になると発表がありました。
もともと手数料無料だった「VT、VTI、VOO」などの優良ETFに加え、
SPYD、QQQ、AGGなどの優良ETFが追加されて全10銘柄が無料になります!

一方、無料ではなくなる銘柄もありますので両方ご紹介したいと思います。
※後述しますが、売却手数料は有料のままですのでご注意ください。
無料対象になる10銘柄


SPYD: S&P 500高配当指数の連動ETF
QQQ: ナスダック100連動ETF
AGG: 格付け「AAA」以上の超安全債券ETF
VGT: ハイテクなどITセクターETF
IYR: 米国不動産ETF
特にGLDM、SPYD、QQQ、AGGが加わったのがうれしいですね。
もとから無料のVT、VTI、VOOも継続無料なのもうれしいです。
・VTI: 全米株インデックスETF
・VOO: S&P500インデックスETF

無料ではなくなる5銘柄

IVV、SPYといったS&P500連動の優良ETFが外れていますが、
同じ内容の「VOO」が無料対象で残ってるので全く問題ないと思います。
注意点
1、売却手数料はかかる
残念ながら売却手数料はかかります。

※約定代金の0.45%が0.01米ドル(1セント)未満の場合
売却手数料は購入金額に比例してかかります。
※ただし20ドルがMAXです。4445ドル以上はどれだけ買っても20ドルです。
ですので手数料がかかる銘柄は1回で多く売買する方がコスパ良いです。

2、SPYDは積立に向かない


特にこれから高配当投資を始める方はご注意ください。
長期的な成長が見込めるインデックス連動型のQQQなんかは積立してもいいと思いますが、SPYDは高配当ETFなので積立に向きません。
高配当株orETFの買い方の基本は「暴落時の1点買い」です。
理由は「株価成長が期待できないから」です。
SPYDのチャートを見て頂くとわかるのですが、株価は低成長。約5年でほぼ横ばいです。
そしてコロナショックでは約半値になっています。

金融緩和によって株価は1年ほどで復活しましたが、株価が成長しづらい上に暴落で半値になるリスクがあります。
つまりSPYDはハイリスク商品です。
2017年~コロナショックまで積立投資をしても、コロナのような暴落で全て吹き飛ぶのです。
そして回復しても元の株価に戻るだけ。高値づかみは厳禁なんですね。
SPYDは安易に積立してよいETFではないことにご注意ください。


まとめ
今回のアップデートは「さすがSBI!!」って感じですね。
国内ネット証券No.1だけあって、他社に先駆けてこのような優良施策を打ち出してくれるので、メイン口座として持っておきたいところです。
手数料はバカになりません。
売買金額が大きいと「2000円(=約20ドル)くらい、まぁいいや」と思ってしまうかもしれませんが
「2000円あったらできること」たくさんありますよね。

コストを節約して資産拡大を早めていきましょう!
以上、お読み頂きありがとうございました。
今後も当ブログをごひいきにして頂ければ幸いです。
