モナーコイン改ざん事件とは?51%攻撃の実例

※この記事において仮想通貨とは暗号資産のことを指します

ビットコイン投資に向け勉強中のペイザンヌです

モナーコイン改ざん事件?よくある流出事件でしょ?

それが仮想通貨(暗号資産)業界に激震が走った事件だったんです!

ビットコインなどの仮想通貨(暗号資産)自体が抱える不正リスクとして、51%攻撃があります。

当時は「論理的にはそんなリスクもあるよね~ハハ」くらいにしか思われていませんでした

それが「51%攻撃ほんとに起きやがった~!」ってなった訳ね

今回は初めて51%攻撃が行われたモナーコイン改ざん事件について分かりやすくご紹介します

仮想通貨(暗号資産)に興味がある方の参考になれば幸いです

モナーコインとは?

モナーコイン(モナコイン)は2013年12月に誕生した日本初の暗号通貨で、

有名なアスキーアート、「モナー」をモチーフにしています。

モナーコインは5ちゃんねるなどのコミュニティ主体で発展を続けており、

ユーザーによる様々なサービスの開発や語呂合わせの投げ銭等、

他のコインではあまり見られない使われ方が定着しています。

Monacoin project https://monacoin.org/

ビットコインみたいに投資を目的にモナーコインを持つ人は少ないってことだね

モナコインは仮想通貨のタイプで言うとカレンシー型で、送金や決済がメインです

モナーコイン改ざん事件とは?

概要

モナーコイン改ざん事件は2018年5月15日、海外の仮想通貨(暗号資産)交換業者が

不正を働く悪者マイナーにより攻撃を受け、1000万円程度の被害が出た事件です。

被害が出た経緯を説明します

ブロックチェーンについて読んでおくと流れが分かりやすくなります

①取引所Aから取引所Bにモナーコインが送金される

②取引所Bはブロックチェーンがつながった(取引が承認された)ことを確認し、顧客の要望である日本円への交換処理を実行

③それと同時に悪者マイナーが改ざんした長いブロックチェーンを一気に公開

④一般的には長い方のブロックチェーンが採用されることになっているため、不正なチェーンが承認される

⑤正しいブロックは消え、②の日本円の交換処理がなかったことになる

日本円は顧客に届かず、取引所Bは交換処理済みの1000万円が丸損になった

攻撃した側はモナーコインと1000万円の両方を手に入れたことになります

原因と対策

なぜ51%攻撃を受けてしまったの?

・モナーコインは規模が小さく、マイナーの数が少ないため51%攻撃を行ないやすかった

・モナーコインは90秒で取引処理が実行出来るため、不正ブロックを作りやすい環境だった

・取引所側の不正ブロック対策が十分でなかった

51%攻撃への対策は取引所がチェック回数を増やすこと!

モナーコイン改ざん事件以来、取引所側は入金の承認に至るまでのチェック回数を増加させました。

そうすることで不正なチェーンを排除出来る確率が上がり、攻撃するメリットがなくなるからです。

ブロックチェーンを作るのもコストがかかるから、割に合わないってことみたい

ちなみにビットコインはモナーコインと違って多数のマイナーがいるため、

51%攻撃をすることはかなり難しいと言われています。

難しいというだけでビットコインも51%攻撃の可能性がゼロではないことに注意!

万が一ビットコインが流出したらどうなるか?補償制度について詳しくはこちら

まとめ

・それまで起こり得ないとされていた51%攻撃の実例「モナーコイン改ざん事件」に業界激震

・モナーコイン改ざん事件により1000万円の被害が出た

・モナーコインは5ちゃんねるなどコミュニティ主体で使用されており、投資目的で保有する人は少ない

・マイナーの数が少なく、取引処理スピードも90秒と速いことから51%攻撃を受けやすい環境だった

・51%攻撃の対策として、取引所は入金の承認に至るまでのチェック回数を増加

・チェック回数増加で不正なチェーンが排除される確率が上がり、攻撃側もメリットがなくなる

今回参考にした書籍はこちら↓

図解メインで過去の流出事件についての説明が多く、リスクがよく分かる1冊です

ご覧頂き有難うございました!

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