100億円の資産を築いたサラリーマン投資家「本多静六」とは

こんにちは!わんわん工場長です。

今回は江戸末期生まれの伝説の投資家、本多静六が書いた「私の財産告白」という本のレビューです。

本多静六はサラリーマンにして40代で総資産100億円を築き上げた人です。どのようにして100億円もの財を成したのでしょうか。

「資産形成とか投資って難しそう・・・」と思ってる方にオススメの本

私が思うこの本の一番の価値は、

「資産形成は難しくない。誰でもできる」

という事実を説き、「普通の人」に資産形成の希望を与えている事だと思いました。

実際、本多静六の資産形成方法は地味ですが、シンプルで、誰にでもできる方法でした。

さすがに100億円は無理かもしれませんが3000万円ぐらいなら全然可能だと思います。

例えば月の手取りが30万円のサラリーマンなら、本多静六の方法を真似れば20年で下記グラフの資産形成が可能になります。

金融庁 資産シュミレーション

これは、月8万円を年利回り5%で20年運用した時の運用成果です。元本と運用益を合わせると総資産は20年で3200万になります。ちなみにこれを30年続けると6600万円になります。すごいですよね。

では、その資産形成方法をご紹介します。

本多静六の資産形成方法とは?

100億円資産を築く方法は以下の通りです。

  • 倹約&貯蓄でタネ銭を増やす
  • 優良株への分散投資をする
  • 積立投資をする
  • 不景気にこそ投資する

・・・なんか、拍子抜けするくらい地味で普通です。

「土地価格を見極め、転売する事こそ極意」とか「企業分析してこれから成長すると思った企業に全ツッパだぜ!」ってことは全く書いてありません。

実は、静六は上記以外にも山林を売買する「不動産投資」もやっていたので100億円にまで拡大できたんですけどね(笑)

それは静六が山林学に精通していたことや、戦争特需などで時流に乗れた事も影響しています。実力と運を兼ね備えていたんですね。

ポイント① 倹約&貯蓄

silver round coin on white ceramic pig coin bank

静六は「強制的に給与の4分の1を貯金した事」が一番「肝」だったと語っています。

静六は25歳まで貧困家庭に育ち家族9人を養わなければいけない身でした。いくら働いてもお金が貯まらず負のスパイラルからどうにかして抜け出したいと思っていたようです。

しかし、「このままではマズイ」と一念発起し貯蓄を決意してからはごはんのおかずが家族全員「ゴマ塩」だけになろうとも、とにかく強制的に貯めて、資産運用に回したのです。

この「倹約」という行動は資産運用の初歩であり重要な第一歩なんです。

なぜなら倹約でお金を貯めるのと、給与を増やすのは同じなのです。

来月からいきなり給与を増やすのは無理ですよね。でも、倹約は誰でも、今からでもできます。

資産運用はタネ銭が無いと始められません。そのタネ銭を即座に増やせる倹約こそが「肝」というのはとても納得がいきました。

ポイント② 時間を味方につけた

複利で資産が殖えていくイメージ図の功罪 - いつか子供に伝えたいお金の話

さらに私が「肝」だと感じたのは静六は「25歳」からこのスタイルを始めた事です。

要は時間を味方につけた、という事です。

資産運用は早く始めれば始めるほど、複利の効果が働き、曲線的に資産が増えていくのです。

下のグラフはNISAのシュミレーションです。元本が一定に80万円増えているのに対し、運用収益は曲線的に増えています。成長曲線というやつですね。

結論: 今も昔も資産形成の王道は同じ!

というわけで、時間を味方につけ、倹約し続ければこのような資産形成が誰にでも可能です。

倹約というと「挫折しちゃう」と感じる人もいるかと思いますが、これは食費や日用品費などの変動費ではなく「固定費削減」を考えればいいと思います。

具体的にはスマホ代、家賃、自動車保険などなど・・・生活レベルが下がらない項目を見直せばいいんです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください

この本を読んで少なくとも私は自分でもお金持ちになれるのではないかと希望を持てました。そして資産拡大の方法は今も昔も王道は変わってないのだと。王道こそ近道なのだと。そう思いました。

余談: 「私の財産告白」のボリューム

文庫本で200ページです。普段から読書をしない人でも数日で読めると思います。

昔の人なので難しい言葉やフレーズが出てきますが、本多静六自身の体験談も交えた物語構成の部分もあり、読みやすいです。

私は今まで読書をほとんどして来なかった人間ですが、それでも1日でストレス無く読めました(笑)

また、細かい投資用語やテクニックの話は一切出てきませんので、投資初心者の方でも読めると思います。

以上、お読み頂きありがとうございました。

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